リバースエニアグラム

ストレングスファインダーとエニアグラムの比較

ストレングスファインダーとエニアグラムの比較

あなたはストレングスファインダーを知っていますか?
 

ストレングスファインダーとは

マーカス・バッキンガム著
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす

を購入すると一度だけ利用できる、

オンラインの性格診断テストのことです。
 

今回はこのストレングスファインダーと

エニアグラムを比較してみたいと思います。

ストレングスファインダーとは?

さて、このストレングスファインダーは

沢山の質問に答えることで、

34ある強み(才能)の中から受診者が持つモノを

上位5件まで表示してくれるというシロモノです。
 

上記書籍は2001年に刊行されてから、

Amazonのビジネス書ランキングにおいて

常に上位となる程のベストセラー書籍です。
 

尚、34の強みとは以下のとおりです。

No強み強み(en)説明
1アレンジarranger種類の異なる複数の事柄に、即座に優先順位をつけて整理できる
2運命思考connectedness人と人は互いに結び付いていると考える。偶然に起こることは一つもないと考える
3回復志向restorative問題を解決することが好き。症状を分析し、何が悪いのかをつきとめ、解決策を見出すという挑戦を楽しむ
4学習欲learner学ぶのが好き。学ぶプロセスが好き。  
5活発性activator常に行動を求める。曖昧な状況でも行動が起こせる
6共感性empathy周囲の人の感情を察することができる。他人の感じていることを、まるで自分自身の気持ちであるかのように感じることができる
7競争性competition競争相手が必要。比較することが必要。測ることを好む。  
8規律性discipline何事も、秩序正しく、計画されていることを好む
9原点思考contextあらゆる物事についてその根底に何があるかということを常に探っている。現在を理解するために、過去を検証する
10公平性fairness地位とは関係なく、人々を平等に扱う必要性を強く信じている
11個別化individualization本能的にそれぞれの人の性格、動機、考え方、関係の築き方を観察する。人を一般化したり、類型化することが好きではない
12コミュニケーションcommunicationことばでドラマをつくりあげようとする。単なる「事実」を「物語」に転換する。説明すること、描写すること、進行役を務めること、人前で話すこと、書くことが好き
13最上志向maximizer持って生まれた天賦の才能を最大限に利用したいと考える。自分の強みを高く評価してくれる人たちと過ごすことを選ぶ。自分を型にはめて、弱点を克服させようとする人々を避ける傾向にある
14自我significance優秀な人間と認められたい願望を持つ信頼でき、プロフェッショナルで、成功している人とだけつきあいたい
15自己確信self-assurance他の人の主張に安易に左右されることがない。自分の能力だけでなく、判断力にも自信を持っている
16社交性woo積極的に人を味方に引き入れようとする。何もしなくても友人や知人から好意を持たれ、協力したいとその人たちに思わせる。才能のある人他の人を惹きつけたいという願望が強い
17収集心input知りたがり屋で、物や情報を手に入れ、集め、整理して、保管し続ける
18指令性command衝突も辞さない人の上に立つ存在になりうる。主導権を握る。自分の考えを、他人に押し付けることを苦痛と感じない
19慎重さdeliberative用心深く、油断しない自分自身のことについてあまり話さない
20信念belief他人のために役に立ちたいと強く願う。利他主義を土台に生活を築こうとする
21親密性relator友人や知人とより一層親密な関係を築こうとする。パーティでは一番親しい人の姿を懸命に探し、その人のそばを離れず、関係のない人が割り込んでくるのを快く思わない。相手をよく知り、親密な人間関係を築くことを望んでいる
22成長促進developer他の人を指導して、さらに成功に導く機会はないか、常に考えている。他の人だちが持つ潜在的な可能性を見抜く
23責任感responsibility自分がやると言ったことに対しては何でもやり遂げようという強い気持をもつ。完了するまでやり遂げる絶対的に信頼できるという高い評判を得る
24戦略性strategic不測の事態に備えて数々の対応策を考えている。起こる可能性のある障害の危険性を正確に予測できる。問いかけ、選抜し、行動する
25達成欲achiever待ち受ける難関に果敢に挑む。いつも何かを成し遂げたいという欲求を持つ。何か一つ目標を成し遂げても、次から次へと新しい目標を追い続ける
26着想ideation発想と関連性を好む。日常的な問題に対して、新しい見方をする。一見物事が複雑に見えても、的確で簡潔な考え方を発見することが好き
27調和性harmonyできる限り衝突を避けようとする
28適応性adaptability今、この瞬間が最も重要。将来とは、今行う選択によって変わっていくものと考えている
29内省intellection一人でじっくり考える時間を必要とする
30分析思考analyticalデータからパターンを見つけるのが得意。情報があまりない状況下で判断を下さなくてはならない時、確実な道を探ろうと、さらに情報を待つ
31包括inclusiveness人種、性別、国籍、性格や宗教により、人を批判することがない。できるだけ多くの人がグループに支えられることによる恩恵を受けられるようにしたいと考えている
32ポジティブpositivityよく人を褒める。ユーモアの精神を忘れない。  
33未来志向futuristic将来の可能性を探るのが得意。未来に何ができるかというビジョンが見え、それを心に抱き続ける夢想家
34目標志向focus明確な行先を必要とする。目標を設定する。目標達成に役に立たない行動を無視する

解釈の違い

ストレングスファインダーの強み(才能)とは

「無意識に繰り返し現れる思考、感情、行動パターン」で、

学習や経験などによる後天的なものでは

それを変えることはできないのだそうです。
 

このあたりはエニアグラムの各タイプの特徴・囚われと

同じような発想ですね。
 

でも次の解釈がエニアグラムとは完全に異なります。
 

それは、

無意識に出てしまう言動だからこそ、

弱点に目を向けることは意味がなく

5つの強みだけをどんどん伸ばして行くことが

成功の近道なんだそうです。
 

診断結果が上位5位までしか表示されないのは

それが理由とのこと。
 

でも1位から5位の順番に優劣は無いんだそうです。(?)

う~ん。この時点でタイプ3的発想を感じるのは

私だけでしょうか?

当書はビジネス書のカテゴリなので

当然と言えば当然かもしれませんね。
 

「だったら5位と6位が僅差の場合はどうすんの?」

「全部結果を見せてくれればもっと自分が理解できるじゃん」

なんて思っちゃいました。
 

エニアグラムの発想としては囚われ(弱み?)を

受け入れることが大事ですから、

その意味で両者は全く異なる診断とも言えます。
 

診断方法

診断方法にも特徴があります。
 

ストレングスファインダーはオンラインによる

診断しかできないのです。
 

上記書籍に記載されている個別のIDを

入力しないと診断を受けることができません。
 

ですから「新品の書籍」を購入する必要があるんです。
 

中古で買うと意味のない書籍なのです。
 

再診断をする場合はIDだけを購入することはできず、

再度同じ書籍を購入しないといけないのです。
(私はどうしても再診断したかったので2冊買ってしまいました)
 

あとエニアグラムのタイプ診断との違いは

質問数が180あるうえ、

一問あたりの制限時間が20秒と決められており、

一度開始したらどんな理由であれ

30~40分は中断することができないという、

かなりシビアなテストだということです。
 

更に大変なのは

回答は単純に当てはまるかどうかの2択ではなく、

5段階(当てはまる、やや当てはまる、どちらともいえない、

あまり当てはまらない、当てはまらない)で答えないと

いけないことです。
 

やってみると分かるのですが、

設問が表示されてから20秒後には次の質問に

移ってしまうので、恐らく誰でも何問かは

未回答になってしまうと思います。
(未回答が数問あっても結果は変わらないのだそうです)
 

ようするに、受診者に考えさせずに

反射的に答えさせることで、

「無意識に繰り返し現れる思考、感情、行動パターン」を

引き出そうとしているんでしょう。
 

私の診断結果

さて、長々と引っ張ってしまいましたが、

私の診断結果は次のとおりです。

1回目:1年以上前
個別化
目標志向
最上志向
社交性
コミュニケーション

 

2回目:半年くらい前
アレンジ
社交性
最上志向
コミュニケーション
個別化

 

目標志向とアレンジが違うだけで
他の4つは意外にも同じ結果となりました。
 

私は自分のタイプを2W3だと思っているのですが、
確かに納得がいく結果でした。
 

個別化とは
「本能的にそれぞれの人の性格、動機、考え方、
 関係の築き方を観察する。
 人を一般化したり類型化することが好きではない」

 

最上志向とは
「持って生まれた天賦の才能を最大限に
 利用したいと考える。  自分の強みを高く評価してくれる人たちと
 過ごすことを選ぶ。
 自分を型にはめて、
 弱点を克服させようとする人々を避ける傾向にある」
 

アレンジとは
「種類の異なる複数の事柄に、
 即座に優先順位をつけて整理できる」
 

社交性とコミュニケーション、

目標志向は説明不要ですね。
 

この結果だけを見ると、

PCに向かいっぱなしのSEは向いていないことが

分かります。
 

カウンセラーやコーチング向きなんでしょうか?

まとめ

診断方法に難があり、

根底に流れるモノがエニアグラムとは違いますが、

ストレングスファインダーは、

エニアグラムのタイプ判定の参考になると思います。
 

ですから当記事を読まれて、

ストレングスファインダーに興味を持たれましたら

ぜひ試してみてください。
 

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
 

どうしても自分のエニアグラムタイプが

分からない人の為に、

ストレングスファインダーの強みとタイプの

対応表を作りたいと思っています。
 

学習欲=タイプ5、調和性=タイプ9といったものは

簡単に結びつけられるのですが、

複数のタイプに属する強みもあるのが

難しいところですね。
 

今の私の学びのレベルでは満足の行くものは

作れないのが正直なところです。
 

もちろんエニアグラムではいろんな要素により

他のタイプの特徴も出てきますから、

対応表はあくまでも目安です。
 

でも、そういったモノも無いよりはマシだと

思いますので、気長に待っていてください。
 

※2011.08.10追記
ベータ版ですが対応表できました。次の記事をご覧ください。

ストレングスファインダーでエニアグラムタイプを割り出す方法

例によって、コメントやメールフォームにて

ご意見ご感想お待ちしております。

それでは。

2012.5.25追記
実は旧ブログで一番閲覧数が多かった記事です。
ストレングスファインダーは診断精度は高いのですが、
診断の後、じゃあどうすればいいの?という点が弱いので、
Google検索でこのページに飛んでくる人が多いのでしょう。
今思えば、34ある強みのチョイスが偏っているなぁとも。
そもそもビジネスやマネジメントという観点で書かれた書籍なので、
当たり前っちゃあ当たり前なのですが。
あと本文で紹介した表につき、
「日本語の強み」「英語の強み」「解説」の組み合わせに
違和感を感じるものがいくつかあります。
「回復指向」「自我」「信念」「ポジティブ」あたりが。
最近思うのは、結局人は
自分の性格タイプや抱えているバックグラウンドから離れて
物事を主張することはできないってことです。
だから、強みのチョイスにしろ、強みの解釈の仕方も、 何がしかのフィルターがかかっている。
そして無味無臭で透明なフィルターって存在しないんですね。
だからこそ、似たようなタイプや
同じ価値観を持っている人の主張(言葉)じゃないと
活用するのは難しいと。
万人に響く言葉は無いってことですね。

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