リバースエニアグラム

チョー気持ちいい!_ドーパミンとエニアグラムの関係性

チョー気持ちいい!_ドーパミンとエニアグラムの関係性

「チョー気持ちいい!」
 

2004年8月15日アテネ五輪男子100メートル平泳ぎで
北島康介氏が金メダルを獲得した際のコメントですね。
 

世界最高の晴れ舞台での金メダル。
 

きっと脳内でドーパミンが出まくっていたことでしょう。
 

さて、今回は前回お伝えしたとおり、
脳内物質「ドーパミン」とエニアグラムの関係を みていきたいと思います。

やる気物質

セールスやマーケティングの本によく出てくるのが、 次の言葉です。

人間には二つの根源的欲求がある。
 1.快を得る
 2.不快を避ける

もうお分かりのようにドーパミンは
気持ちよさや快楽を求める神経回路」
のことです。
 

ドーパミンの神経回路とは
「報酬を期待すると興奮し、実際に報酬を得るともっと興奮する」
「期待した報酬より多くの報酬を得るととても興奮する」
という「より多くの報酬を求める、やる気の仕組み」のことです。
 

私たち人間が一生懸命に勉強したり仕事をするのは
報酬を期待し、前提としているからなんですね。
 

報酬を期待するからこそ「やる気」が出るのです。
 

ここで言う報酬とは「食う寝るヤル」の3大欲求はもちろん、
安心や安全、人とのつながりや他者からの承認や理解、
自己表現、自己実現など広い意味での欲求を指します。
 

それでは何故、ドーパミンの神経回路が
存在するのでしょうか?
 

ここでは最も根源的な欲求=食欲を例にとって
考えてみましょう。

食い気は危険

まず、どんな動物であれ、
今、この場を生きていく為に必要なのは
餌を見つけて食べることです。
 

餓死寸前であれば寝ることや繁殖は二の次ですよね。
 

だから「やる気」を出して餌を探さないといけないワケです。
 

でも「餌を探す」という行為には
通常たくさんのエネルギー、つまり体力を使います。
 
生きていく為のエネルギーを獲得する為に
エネルギーを消費しなければならないのです。  

そして厳しい自然界においては
餌を探したからといって100%獲得できる保証は
どこにもありません。
 

だから最初の捕食が失敗すれば、
エネルギーが下がった状態で次の捕食をしなければなりません。
 

すると獲得の成功率は自ずと下がりますから、
失敗を繰り返すほどに餓死する危険が高まるということです。
 

それだけではありません。
 

餌を探している最中は他の動物に捕食されるかもしれません。
 

多くの動物は食べる存在以上に食べられる存在だからです。
 

つまり何が言いたいのかというと、
餌を探す行為はとても危険だということです。
 

動物には危険を回避する本能も備わっていますから、
これが餌を獲得しようとする本能を押し留めようとします。
 

もちろんそれではいつまでたっても
餌にありつくことはできません。
 

だから生命活動を維持する為には、
何らかの方法で餌を獲得するという危険な行動を
後押しする必要があるのです。

ドーパミンの意義

そこでドーパミンの登場です。
 

餌を食べてお腹が一杯になったときは
ドーパミンが脳で分泌され、
とてもいい気持ち、
つまり快感を得ることができます。
 

そしてその快感は、
快感を得た時の状況と共に脳に記憶されるのです。
 

そうすると空腹になった時に、
脳からその記憶が呼び覚まされ
「ああ、もう一度いい気持ちになりたい!」
と強く願うようになります。
 

それでようやく重い腰を上げて、 再び餌を探しにいく気になれるんですね。  

つまりドーパミンの意義は、
「強い快感を脳に与えることにより、
 困難でリスクある行為の動機付けをおこなうこと」
にあると言えるのです。
 

さて、これ以上ドーパミンの話をすると長くなってしまうので
ドーパミンが分泌された時の特徴を簡単にまとめておきます。

目的達成を求める
学習=長期記憶する
意欲、やる気、モチベーションが出る
好奇心が旺盛になる
すぐに行動する
欲張りになる

ドーパミンとエニアグラム各タイプの対応

ようやくエニアグラムとのつながりに入ります。  

次の表を見てください。

タイプドーパミンノルアドレナリンセロトニン
Type8
Type3
Type7
Type1
Type2
Type6
Type9
Type4
Type5

 
これはエニアグラムコーチングの安村氏の著書に掲載されている、
脳内分泌と性格タイプの対応表です。
 

ドーパミンの分泌が多いのが837。
普通なのが126。
少ないのが945。

 

・・・よくエニアグラムの書籍に出てくる
「ホーナイの3分類」になってしまいました。
 

ホーナイの3分類とは簡単に言えば

自己主張型(837):積極的に自分を前に押し出していく
追従型(126):価値判断の基準を自分の外に求める
遊離型(945):人との間に距離を置く

 

という分類のことです。
 

この自己主張型と 先ほど提示したドーパミンが多く分泌された場合の

目的達成を求める
学習=長期記憶する
意欲、やる気、モチベーションが出る
好奇心が旺盛になる
すぐに行動する
欲張りになる

を見比べてみると同じ事を言っていると思いませんか?

確かにタイプ378の特徴を捉えている気がします。

まとめ

ドーパミンがいつもたくさん出ていて、
意欲的、行動的、積極的で自分を前面に押し出す人は
タイプ837の可能性が高いと言えます。

 

今回はここまで。
 

次回はノルアドレナリンについて考えてみたいと思います。
 

それでは。
 

【追記 2010/6/16】
 

運動障害であるパーキンソン病は
ドーパミンの欠乏が原因だそうです。
 

ですから積極性とか意欲といった精神面だけではなく、
実際の身体能力にも影響がありそうですね。
 

餌を探すにしても、繁殖するにしても
体力要りますからね。

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コメント&トラックバック

  • コメント ( 3 )
  • トラックバック ( 0 )
  1. しのちゃん、えらい!よく研究されてます。パチパチ!8男

  2. 篠田工治@クッキング父ちゃん

    コメントありがとうございます。
     
    ガンガン辛口のコメントもお願いしますね。
     

  3. ホントにそうですね~
    最近、身近な友達がT5と判明したのですが、
    本人が9もあるわ、というのだけど
    5と9ってだいぶ違うような・・・?
    と思っていたのです。
     
    ドーパミンが少ない同士だったのですね☆

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