リバースエニアグラム

脳内物質とエニアグラムの関係_まとめ

4回にわたって続けてきた本テーマ、
「脳内物質とエニアグラムの関係」は
今回をもってようやく終了となります。
 

 

上記考察の結果、
各脳内物質の多い少ないによる分類が

ノルアドレナリン=3つのセンター
ドーパミン=ホーナイの3分類
セロトニン=問題が生じた時の態度の3タイプ

に対応していることが分かりました。
 

ですから脳科学とエニアグラムは
多いに関係がある
と言えますよね。
 

さて、今回は考察全体を通じて感じたことを
幾つかお伝えします。
 

エニアグラムの各タイプの気質とは体質でもある

例えば汗をかきやすいとか、
暑がり寒がりといった生まれ持った体質と
エニアグラムの気質は同じだと考えればいいのです。
 

つまり、何らかのきっかけで
遺伝子情報でも変わらない限り、
各タイプの気質はそうそう変わらないのです。
 

変わらない体質を無理やり変えるよりは
たとえ厄介な体質であったとしても 認めてしまったほうが楽なんですね。
 

例えば、汗をかきやすいと分かってるなら
前もって汗を止めるスプレーを使ったり、
こまめに汗を拭いたり、
着替えを持っていけば良いのです。
 

これをエニアグラムに当てはめると、
自分のタイプの気質が分かっていれば
起こりうる感情や言動のパターンに対して、
前もって準備したり、後からフォローすることが
可能
になるのです。
 

科学的、生体的アプローチが可能

エニアグラムを占いだと思っている人や
科学万能主義の人にエニアグラムを紹介する際に、
次の様に説明することができます。
 

脳内物質は心に影響する
    ↓
脳内物質の分泌には当然個人差がある
    ↓
脳内物質の分泌多少の組み合わせには
幾つかのパターンがある
    ↓
心にも幾つかのパターンがある
    ↓
エニアグラムとは心のパターンを
大まかに9つに分類したもの

 

今回はお伝えできませんでしたが、
生活習慣や食習慣を変えることで、
足りなくなった脳内物質を強制的に増やし、
平常心を取り戻すことも可能
なのです。
 

これまでのエニアグラムは主に
内面的なアプローチが多かったと思います。
 

脳科学がもっと発達すれば
カラダの外からのアプローチも
可能になる
と考えられますね。
 

タイプ判定に役立てることが可能

3つの脳内物質の特徴から、ある程度
タイプ判定に役立てることができます。
 

例えば次のように考えたらどうでしょうか

・ドーパミンが多くて積極性やヤル気などが強ければ378。
・ノルアドレナリンが多くて思考、集中、不安などが
 強ければ567。
・セロトニンが多くて平常心、共感、楽しませるなどが
 強ければ279。
・上記3つのグループに属するならタイプ7

 

このように3つの脳内物質の分泌によるグループ分けを
組み合わせて判定するアプローチはいかかでしょうか?
 

但し、今回は
分泌が並だったり少だった場合の考察(すり合わせ)を
ほとんどしていません。
 

ですから今後の課題として、
もっと本テーマに取り組む必要があります。
 

又、今回は採り上げませんでしたが、
ウィングを判定するのにも
脳内物質によるアプローチが使えると
私は、にらんでいます。

 

(例えば、2W1は1の特徴を持つので
 ノルアドレナリンが若干少ない、
 2W3は3の特徴を持つので
 ドーパミンが若干多いなど)

 

ひょっとすると、統合・健全への矢印などにも
使えるかも知れません。

 

2012.5.24追記
考察の結果、ウィングは「親との関係性」を発展させた
「個・集団・擁護」という論点に関係性があるとしました。
又、矢印とのつながりも薄いと考えています。

バランスと多様性

対応表を眺めていて面白いなと思ったのは
3つの脳内物質の組み合わせで、
「並、並、並」という組み合わせが無い
ということです。
 

これは、
「完璧な人間などいない」
「違いこそ力」
「人間社会は相互補完の関係」

など、いろんな解釈ができますよね。
 

さらにもう一つ。
 

脳内物質の多い少ないの差は有っても
必ず3つとも分泌されている
ということです。
 

つまり、
誰もが3つの脳内物質が引き起こす感情や思考を
持っている
ということです。
 

他のタイプをおぼろげながらでも
理解していくことは可能なハズなんですよね。
 

希望的観測かもしれませんが、
他のタイプをまったく理解できないと
あきらめることはないと思うのです。

最後に一言

今回の考察では、つきなみですが
「心と体は切り離せない」
と実感しました。
 

今回参考にした書籍は次のとおりです。
 

・安村明史氏著
9タイプコーチング-部下は9つの人格に分けられる
・有田秀穂氏著
脳からストレスを消す技術
 同著
共感する脳
・生田哲氏著
心の病は食事で治す
・ルディー和子氏著
売り方は類人猿が知っている
・ティム・マクリーン氏、高岡よし子氏著
エニアグラム 自分のことが分かる本
 

5回にわたり本テーマをご覧いただき
ありがとうございました。
 

ご意見、ご感想をいただけると幸いです。
 

それではまた。
 

2012.5.24追記
一番最初に取り組んだシリーズだけに、
論立てが甘いというか、強引というか。
私は心理学や精神医学には馴染みが無いかわりに、
動物の生態や進化、多様性が好きなんですね。
で、そういう観点からの取り組みだったのですが、
流石に脳科学に寄り過ぎた気がします。
2年経ってホーナイ、センター、ハーモニックの捉え方も
随分変わってきました。
なのでいずれFFTP理論のバージョンアップの際に、
再び考察をする予定です。

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コメント&トラックバック

  • コメント ( 6 )
  • トラックバック ( 0 )
  1. とても興味深いテーマなので拝読させてもらいました(^^)わかりやすい説明ありがとうございます!話が飛躍しますが、私は色彩の言語と、エニアのタイプが類似してるものが多いので、何か関係があるのではと感じています。オーラソーマの泉智子さんの著書、「色の暗号」では、例えば赤色の人の説明が、そのままタイプ8の説明なのではと思うくらいです。一文を挙げると、エネルギーを周囲に発散させて、自分の存在意義を感じるタイプ。正義感が強く弱きを助け、強きをくじくような義侠心のある人など。タイプ2とピンクも然り、タイプ4と紫も然りです。
    ということは、脳内物質と色にも何らかの相関があるのかなーと勝手に考えています。
    難しい事はわかりませんがどう思われますか?

    • 銀河の雫☆彡

      興味が沸きましたので、
      色彩と性格の関係を少しまとめてみました。
      >赤とタイプ8⇒赤い色が好きな人の性格なのでは…。
      活発的で積極性がある。争う事が大好き。
      競争が大好きな性格でスポーツなどに向いているが
      喧嘩をすることも好きな性格。闘争心が強い。
      感情を表に出す。裏表がないが、怒ると手が付けられないことも…
      ttp://matome.naver.jp/odai/2138927118753370401
      無鉄砲で情熱的で正義感が強い。
      ttp://www.paw-p.com/poroject/shikishinri/your%20color/red.html
      「男らしい男性ほど赤を好む」と判明 (ダニエル・ファレリー博士)
      男性ホルモンである“テストステロン”の高い男性ほど
      青色よりも赤色を好み、赤を攻撃や支配の象徴としてとらえている…
      ttp://www.men-joy.jp/archives/summary/84301
      赤色好きは怒りっぽい?(ノース・ダコタ州立大学の研究チーム)
      大学生376名を対象に、色と感情に関する調査。
      赤色が好きな人ほど心理的に怒りの状態にあることがわかった。
      ttp://www.men-joy.jp/archives/117119

      >ということは、※脳内物質と色にも何らかの相関があるのかなー
      金沢学院短期大学 山岸研究室より。
      「赤い色を見ると脳内のアドレナリン=興奮ホルモンが増加し、
      青い色を見ると逆に安心・集中力を増すホルモン=セロトニンや
      アセチルコリンが分泌される」

      格闘(技)などでは、テストステロンとアドレナリンが増加します。
      ○青は、どちらかといえばタイプ5のイメージでしょうか?

      最近では人を冷静にさせて集中しやすいカラーである
      青い色が多く使われ始めています。
      JR山手線の各駅で電車が進入してくるホームの端の天井部に
      青い照明灯が設置…精神状態が落ち着き自殺防止の効果…。
      ttp://www.jaw.or.jp/anzen/letter/no_40.htm

      ピンクが好きな人。
      優しく穏やかなロマンチスト。
      どんなときでも大きな心で受け止める愛情深い人。
      デリケートで傷つきやすく人のちょっとした言葉や態度に
      いつまでもくよくよしがち。
      ttp://matome.naver.jp/odai/2137246623056807101?page=2
      女性らしい人が多いそうです。
      ピンク色には人を穏やかで優しい気持ちにさせる、
      リラックス効果がある、という研究もあり、
      小児科の看護師さんなどの制服にピンク色が増えているそうです。
      白色の制服を着た看護師さんが血圧を測った時よりも、
      パステルピンク色の制服を着た看護師さんが測った方が、
      患者さんの血圧が下がるとも。

      >タイプ4と紫⇒紫が好きになってしまう心理
      美意識・強さ・芸術に対する関心が強い
      繊細な感受性の持ち主で、美的センスがあり、自分でもその事を自覚…
      団体行動より、ひとりでいることを好む…
      他人に理解されることが難しく、 …孤立しがち
      自分の感性を大切にし、独自の世界観をもつ。
      ttp://matome.naver.jp/odai/2141447879234914701
      デューイ・サッカ著「あなたの色をみつければ、すべてが上手くいく」より
      赤はパワーを表現する。
      人生を切り開くために必要な知識と表現力。
      言いたいことははっきりと。
      あなたの人生もまわりもあなたの力で動かせるようになる。
      赤が好きな人は、失敗や不始末に我慢できないが、
      赤があまり好きでない人は、まぁいいかと思う。
      紫は新しい可能性やアイデア、想像、独創的なものをつくる。
      自分(の心や感情)に正直、自分らしい生き方…。
      紫が好きな人は、考え込んだり自己分析をすることが多く、
      紫があまり好きでない人は、自分の能力を否定することが多くなる。

      エニアではタイプ8は「黒と白」で、タイプ2は「赤」になっていますが、、
      厳密に調査(人数や統計処理)されたものではなさそうなので、
      あまり気にしなくてもいいかと思います。気になるのは、
      日本人男性の場合、赤が好きとかピンクが好き、とは言い難いかも?
      あと、ファッション関係の場合は、「好き嫌い」で選んでいるのか、
      「自分に合う合わない(パーソナルカラー)」で選んでいるのか
      分からないので、その点、注意が必要かもしれません。

  2. コメントありがとうございます。
    まず、エニアと色の使い方に関係があるかについては、あるというかあって当然だと思っています。
    エニア書籍を読めばタイプを色で表現する項目が結構あったりします。
    会派や指導者によって若干の色の違いはあったりするのですが、殆どの方が関係はあるとしているのではないでしょうか。
    このあたり、脳科学が進めば進むほど、色による心への変化の規則性が明らかになっていくのでしょうね。
    実際、ビジネスでは商品や店舗、サービスを特定の方向にイメージ付ける為、色使いを調整することは既に当たり前なのでしょう。
    あと、銀河の雫☆彡さんがおっしゃるように、タイプをイメージする色と、その人が好んで使う色は必ずしも一致しないことは注意が必要だと思っています。
    経験や知識、文化、流行り廃り、風習などの後学的な部分や性別に左右されやすいからです。
    使える色の選択肢が少ないのが普通でしょうし。
    例えばタイプ2の男性がこの世に何人いるか知りませんが、街中にピンクでバッチリキメた男性って殆ど見ないですよね。私もピンクの服は持ってないです。
    いるとしても志茂田景樹さんくらいじゃないですか、ピンクが似合いそうなのって(爆)。

  3. 銀河の雫☆彡

    前のコメントに誤変換がありましたので訂正します。
    ×興味が沸きました⇒○湧きました。
    >志茂田景樹さんくらいじゃないですか、
    >ピンクが似合いそうなのって(爆)

    心にしみる人生相談で人気の志茂田さんは、
    歩くタイプ2みたいな人で、そのファッションも中性的、、
    というより、既に性別を超越している印象があります。
    それと、驚きましたが(「ピンク男子」で検索するとわかります)
    身も心もピンク色に染まる男子は実在しました。
    たぶん、一過性の流行だとは思いますが、、。
    もっとも、「ピンク女子」なら、
    セクシーとか、カワイイというイメージが湧いても、
    「ピンク男子」ともなると、ハイレベルな脱力系?みたいな。
    (そう感じるのは、たぶん、色メガネの影響なのでしょう)

    タレントさんの衣装は、
    ほとんどの場合、スタイリストが選びますし、
    一般男性のファッションでも、
    その色は本人の好みなのか、
    あるいは奥さんの好みなのか、
    お母さん、妹、彼女の好みなのか、
    よくわからない場合もあったり。
    店員の勧めで、というケースもあります。
    年齢の経過によって、好きな色だとしても、
    似合わなくなってくることも。
    エニアのマニアな人が、
    特定タイプの典型的な色を使っていた場合、
    好きな色?それともエニアの影響?の間で迷ったり。
    エニアのタイプ判定と好きな色の判別には、
    ある種の共通点があるように思います。
    ――人生色々

    • さっそく「ピンク男子」で画像検索してみましたが、確かにいますねぇ。
      大半は似合っていないのですが、なかには似合っている人もいたりして凄いなぁと。
      そういえば芸人のオードリー春日さんと林家ペーさんもピンクですね。
      色使いについては、銀河の雫☆彡さんがおっしゃるように、内面に合わせる場合よりも他者の勧めであったり、TPOやそれこそイメージ戦略なことが多いのでしょうね。
      看護婦さんの服装で薄いピンクが多いのも、女性らしさや母性をイメージして患者さんに安心してもらおうという意図でしょうし。

  4. みなさまコメントありがとうございました♡
    とっても勉強になります。
    各タイプのイメージ色は、好き嫌いというよりは、潜在意識が選んだ色という感じでしょうか?
    ただやっぱり色やエニアグラムの知識を少し持ってたら、それに影響されてることもあるかもしれませんね。

    銀河の雫様がおっしゃっている、タイプ8の黒と白は、シュタイナーの色相環と対応したものですね(^^)すごくイメージとしては白黒ハッキリ、簡潔明瞭なタイプ8ぽいです。

    ですが、もし身体が発する波長(バイオフォトン)とよばれるものと、各タイプの色の相関のようなものがあるとすれば、色を光の波長(ゲーテの色相環で)としてみたほうが、説明がつきやすいのかなと思いました。

    ピンク男子面白いですね♡♡
    林家ぺーさんみたいな人、いっぱいいるんですねー!

    こういうの研究してる人いないかなー。
    益々興味が湧いてきました!
    貴重なスペースとご意見ありがとうございました。

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