リバースエニアグラム

ポケモンと性格の関係・・・人は役割に縛られている_タイプ判定が難しい理由_その6

ブログ記事の更新が止まる時。
 

それは、いろいろ模索している時期であります。
 

言い換えれば、
頭にインプットした内容を、
自分が理解できるように噛み砕き、
それをどのように吐き出すのかを
考えている最中だと言えるでしょう。
 

「下手の考え休むに似たり」
 

まぁ、そうなんですが、
「ひょうたんからこま」を目指す「表現者」としては
無い知恵絞るのは必要な試練かと。
 

とくに今回のテーマは元ネタは確かにあるのですが
オリジナル要素が強すぎる。
 

なので、ある程度、
人に伝えてみて、感触を掴んでからでないと、
こうやってブログでお伝えできないと思っていました。
 

でも何人か、人前で主張した結果、
感触はそれほど悪くなかったので、
今回やっとお伝えする次第です。
 

タイプ判定が難しい理由
1.自分自身を見つめることの難しさ
そもそも自分を見つめることは難しい】-済
自分を見つめる機会が少ない】-済
【外的基準がない前編後編】+番外編「エニア=占い?」-済
比較対象がいない】-済
【人は役割に縛られている】
2.エニアグラムの内容的な課題
【ダイナミズム(ウィングと矢印)】
【チェック表】
【書籍】
【9択】
【3つ組(視点)】

 

今回お伝えするのはシリーズ「タイプ判定が難しい理由」の
もう一つの大詰、「人は役割に縛られている」です。
 

それでは『いかす!エニアグラム天国リバースエニアグラム』いってみましょう。
 

役割とは?・・・

いきなりですが、
ここでいう役割とは一体何を指すのでしょうか?
 

それを説明するには、
「性格とは何か?」についてハッキリ認識しておく必要があります。
 

実はつい最近、姉妹サイトの方で
数回に渡ってその点を掘り下げています。
 

ここで同じことを書いてもしょうがないので、
今回の記事に必要な情報を次のようにまとめました。
 

・性格とは「違い」であり、人が「生き抜く為の力」である
・違いが生まれた理由は次の3つ
 1.防衛(異種族間)=防衛の型
 2.競争(同種間)=望むモノを手に入れる手法
 3.調和(社会性)=役割、持ち味
・タイプ=先天性+後天性{生育環境+役割}
 ・後天性は人が生き抜く為に柔軟性を発揮した結果である
・「性格=タイプ(不変性)+行動(選択可能)」
 ・行動の選択を変えることで性格は変えることができる
※参考記事:シンプルエニアグラム-「性格とは?

 

そもそも性格とは人それぞれに違いを持たせる為に、
生まれました。
 

危険から身を守る方法の違い。
 

欲するものを手に入れる方法の違い。
 

これらの違いは異種族と競争することだけではなく、
同種族との間では、それぞれのキャラが被らないような
「棲み分け」という競争の回避にも役立ちました。
 

本来、種族が持つ生命力を維持し発展させる為には、
「淘汰(圧)」という厳しい同種族間の競争が必要です。
 

そして常に弱い者は淘汰されてしまうのですから、
種族全体の個体数はそんなに上下しないはず。
 

でもこの種族間の「棲み分け」機能を持つことにより、
本来なら淘汰されてしまう者も、
生き延びて繁殖することができるようになりました。
 

これは個体数がどんどん増えていくということを意味します。
 

生き延びる為の方法の違い、つまり「戦略の違い」と
「個体数の増加」。
 

この二つがあるからこそ、
絶え間ない地球環境の変化にもへこたれず、
人類は生き抜いてこられたのです。
 

更に人類は単なる棲み分けを発展させ、
「戦略の違い」に「役割」という機能を持たせることにより、
他の生物には見られないような高度で複雑な社会を
作りあげることに成功しました。
 

この場合の役割とは
「担当」とか「持ち場」、
芝居のように「役柄」と言い換えてもいいでしょう。
 

つまり、人それぞれが得意とする役割に専念すれば
労力の無駄がなく、効率がいいんですね。
 

これは言うならば分業制の確立であり、
「餅は餅屋」だということ。
 

人は幼少期において、
生まれ持った気質を元にして、
家庭で学びとった成功パターンを組み合わせることで
最初に何屋になるのかを決定します。
 

つまり役割を自分で決定するのです。
 

この役割がエニアグラムのタイプになります。
 

ポケモンから学べ!

もう少し「役割=タイプ」が持つ意味を考えてみたいと思います。
 

そこで登場するのが「ポケモン」です。
 

・・・そう、ピカチュウとかサトシとか出てくる、
あのポケモンです。
 

ポケモンを知らない人の為に少々説明をします。
 

【ポケモン】
携帯ゲーム機のゲームソフト『ポケットモンスター』の略。
 
ゲームの舞台はポケットモンスター(以下ポケモン)と呼ばれる生き物と
人間が共存する仮想世界。
 
ポケモンは本来野生の生物で何百種類も存在する。
 
形は動物、魚、鳥、虫、草などをモチーフにしており、
岩などの無機質なものまでいる。
 
それらすべてのポケモンがかなり高い知能をもっているため、
人の話す言葉をある程度理解できる。
 
ポケモンは通常は野外で暮らしているが、
ペットのように人間と協力しながら暮らすものもいる。
 
そんなポケモン達を野外で捕まえたり、人からもらったりして
数多く集めることがゲームの目的の一つ。
 
そして集めたポケモン同士を戦わせて勝利することで経験がたまり、
ポケモンはレベルアップし、どんどん強くなる。
 
レベルアップの際に新しい技を覚えたり、
新たな形状に進化することができる。
 
そうやってポケモンを育てながら、時にはポケモンの能力を使って
数々の問題を解決することでゲームは進んでいきます。

 

基本部分は殆ど変わらず、
1~2年に一本くらいの割合で新作が発表される
大人気のゲームシリーズです。
 

実際には遊戯王のようにカードゲームになったり、
アニメや映画になったり、
玩具やキャラクター商品になったりしていますので、
そちらでご存知の方もいるでしょうね。
 

さて、このポケモン。
 

彼らは「基本的な属性」を持っています。
 

具体的には炎タイプ、水タイプ、草タイプなど
モチーフにした生物の生息地や形などを元に
一つ一つのポケモンに属性=タイプが設定されています。
 

有名なピカチュウは電気ネズミですから電気タイプですね。
 

そしてポケモン同士が戦うときに繰り出す技についても、
一つ一つの技に対して炎タイプの技、水タイプの技のように、
属性=タイプが決められています。
 

例えばピカチュウは電気タイプのポケモンなので
「電気ショック」とか「10万ボルト」という、
いかにもなネーミングの電気タイプの技を覚えます。
 

何故、ポケモンや技の一つ一つに属性が設定されているのか?
それはポケモン同士が戦う時に、
「属性対属性の向き不向き」を利用することで
戦闘の戦術性と面白さが増すからです。
 

「属性対属性の向き不向き」とは
「水タイプは電気タイプに弱いけど地面タイプには強い」
「電気タイプは地面タイプには弱いけど水タイプには強い」
などジャンケンのような力関係を意味します。
 

電気タイプの技「電気ショック」は
水タイプのポケモンには効果が高いが、
地面タイプのポケモンに対しては全く効果がない、
という具合です。
 

これはエニアグラムタイプの役割と同じこと。
 

やっぱり「餅は餅屋」。
 

人が幼少期に最初に形造った属性、
つまりタイプに適した役割を担うのが理にかなっているからです。
 

統率者であるタイプ8は、集団をまとめるボスが一番向いているし、
観察者であるタイプ5は、研究とか分析するポジションが
向いているんですね。
 

ようするに、
ポジションに収まるべき人が、ちゃんと収まっているのが
一番平和ということになります。
 

餅は餅屋

さて問題はここからです。
 

ポケモンでは相性の悪いタイプと戦う場合、
手持ちの他のポケモンと交代することができます。
 

電気タイプのピカチュウが
相性の悪い地面タイプのポケモンと遭遇した場合は、
地面タイプに対して有利な水ポケモンに交代できるのです。
 

でも我々が暮らす社会においては
現在置かれた立場や役割をコロコロ変えることは
現実的には殆ど不可能です。
 

そもそも自分のタイプや他者のタイプを見つけることすら難しいのですから、
柔軟なポジション変更が可能な環境であったとしても、
適切な人をポジションに据える難しさはさほど変わりません。
 

ではどうしたらいいのでしょうか?
 

もう一度ポケモンに戻ります。
 

実はポケモン達は自分の基本タイプと同じタイプの技だけではなく、
違うタイプの技を幾つか覚えることができるのです。
 

ピカチュウは電気タイプのポケモンですが、
「なみのり」という水タイプの技を
ある条件下で覚えさせることが可能です。
 

これで電気タイプのピカチュウは、
本来相性の悪い地面タイプのポケモンに遭遇しても逃げることなく、
水タイプの技を繰り出すことで
なんとかダメージを与えることができるようになりました。
 

でもね。
 

やっぱりピカチュウは電気タイプの技を使ったほうがいいんです。
 

なぜなら、ポケモンの属性と技の属性が一致すれば、
相手に与えるダメージが通常の2~4倍と、
最大の効果を発揮するからです。
 

くどいようですが「餅は餅屋」だから。
 

でも水タイプというミスマッチな技を覚えることは可能であり、
たとえ効果は期待できなくても、
なんとか対戦をこなすことも可能になる・・・。
 

ここで一つ考えて欲しいんです。
 

このピカチュウと地面タイプのポケモンとの対戦を見た人は、
ピカチュウが水タイプの技を出し続けるの見て、
ピカチュウを電気タイプのポケモンだと思うのでしょうか?
人もポケモンと同じです。
 

先程もお伝えしたとおり、
エニアグラムの各タイプごとに向いている役割、
不向きな役割があります。
 

でも、いくら不向きな立場に置かれていても、
ゲームのようにコロコロ役割のほうを変えることは
現実的には難しい。
 

では、最初に覚えた役割としての基本タイプを
発揮できる環境に無いのなら。
 

効果は薄いにしても、他のタイプの特徴を繰り出して
柔軟に対応していくしかない
のです。
 

水タイプの技を覚えたピカチュウのようにです。
 

幸い、各性格タイプは両ウィングと矢印の両方向、
つまり基礎タイプとは別に、少なくとも
4つのタイプの特徴を帯びることができます

 

そして、必要とあらば
ウィングと矢印以外のタイプの特徴を身につけることも
できなくはない
のです。
 

これが人間が持つ、生き延びる為の力=柔軟性です。
 

もちろん効率は無茶苦茶悪いのですが
それでなんとか目の前の役割をこなせれば結果オーライ。
 

(本来タイプ2の私が、家に引きこもって
 タイプ5のような研究分析をしているように_苦笑)
 

つまり、このような状況では、
エニアグラムの性格タイプを見極めようとしても、
他のタイプの特徴に目がいってしまうんですね。
 

長くなりましたが、これが今回のテーマ
人は役割に縛られている」という意味です。
 

人は現在の役割に縛られている。
 

その役割に沿う為に、
他のタイプの特徴を繰り出し続けているからこそ
本来のタイプが見えにくくなってしまう
のです。
 

ちょいと暑苦しいオマケ

もちろん、現在の役割は
最終的には自分で「選択」したのです。
 

でも自分自身で思い描くような理想的な選択肢は
殆ど無いワケでして。
 

そういう不条理な環境の中で、
人は現在の役割に染まって生きていることが多いのです。
 

だから私は
本来のタイプを取り戻し、
役割に染まりきった人達にもっとパワーを出して欲しいと
願っています。
 

エニアグラムの学習が進んでいる人にからすれば、
「このパワーこそが『囚われ』の原因なのだ!」
と思うことでしょう。
 

確かにそうです。半分くらいは正しい。
 

でもそれはタイプのパワーが持つ2面性の内、
1面しか見えていないのです。
 

物事には全て光と闇の両方の側面があります。
 

「タイプのパワー=囚われ」というのは、
私から言わせれば、
タイプのパワーの光の面を見ようとしていないのです。
 

本当はこのあたりをもっと詳しく書きたいのですが、
あくまで今回の記事は「タイプ判定が難しい理由」を
考察するものなので、別の機会に譲りたいと思います。
 

姉妹サイト『シンプルエニアグラム』では以前、
そのあたりのことを少し書いていますので、
興味がある方は以下リンク先をご覧くださいね。
 

エニアグラムを学ぶメリット
今回はここまで。
 

これでシリーズ「タイプ判定が難しい理由」の前半、
「1.自分自身を見つめることの難しさ」は終わりです。
 

次回は「2.エニアグラムの内容的な課題」に進む前に、
「1.自分自身を見つめることの難しさ」をまとめてみようと思います。
 

今回のまとめも次回一緒にお伝えする予定です。
 

それではまた。
 

2012.5.30追記

この記事の直後にタイプ診断がある程度完成したので、
「2.エニアグラムの内容的な課題」をまとめるのを失念してました(大汗)。
 

正確には文章のアウトラインだけは作ったのですが、
それで投稿した気になってたみたいです。
 

そろそろタイプ診断を再開しようと考えていますし、
FFTP診断もバージョンアップしたいので、
このシリーズをちゃんと見直さないといけないですね。
 

ただタイプ診断における私の考え方が、
「タイプは自分で決めるもの」から
「タイプは自分だけで決めるな」そして
「タイプは他者に決めてもらった方が好ましい」
に傾きつつあります。  

そのあたりを踏まえながら再構築する必要があると感じてます。

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