リバースエニアグラム

エニアグラム矢印考察第2回「矢印における最も一般的な考え方」

エニアグラム矢印考察第2回「矢印における最も一般的な考え方」

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破壊者の母、篠田工治です。

前回の最後に、今回は先人達の矢印解釈について考察するとお伝えしました。

でもいきなりエニアグラムの成り立ちの話をし始めると逆に混乱してしまう気がします。

なので、まずは多くのエニアグラム指導者や著者に共通する「一般的な矢印の解釈」をお伝えし、その後で先人達の解釈を付け加えていこうと思います。

矢印における最も一般的な考え方

以下の2つが共通的な解釈になります。

  1. 時として基本タイプは両矢印のタイプの特徴を帯びることがある(矢印のタイプに進む、移行すると呼び表す)
  2. 但しどちらかといえば移行しやすい方向は決まっている(移行しやすい方向のことを「正方向のタイプ」、逆を「逆方向のタイプ」と呼び表す)
    1. 変六角形:「1>>4>>2>>8>>5>>7>>1」という1を7で割った数(循環少数)の並び
    2. 正三角形:「9>>6>>3>>9」という三角形の反時計回り

以下順に見ていきましょう。

基本タイプは両矢印のタイプの特徴を帯びることがある

前回もお伝えしたとおり、エニアグラムのシンボル図は円、正三角形、変六角形の3つのパーツで成り立っています。

そして合計10本ある直線(辺)のことを「矢印」と呼び表します。

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矢印とは「とある1つのタイプが受ける影響」についての話なので、そのタイプのことを「基本(ベース)タイプ」と呼び表します。

変六角形であれば、例えばタイプ1という基本タイプから伸びている矢印の先はタイプ4とタイプ7になっていて、これを「矢印のタイプ」と呼びます。

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つまりタイプ1の人は時としてタイプ4やタイプ7の特徴を帯びることがあるのです。

正三角形も同じで、タイプ3が基本のタイプなら、矢印のタイプはタイプ6とタイプ9ですね。

ちなみに矢印の先のタイプの特徴を帯びることを「矢印のタイプに進む、移行する」などと表現することが多いので覚えておいて下さい。

さて、ここで重要なのは「両矢印のタイプの特徴を帯びる」という部分です。

実際に他者のタイプ診断をしていると分かるのですが、どんな人であれ、1つの矢印タイプだけに移行するのではなく、もう一方の矢印タイプの特徴を帯びるのが普通です。

もちろん、一度に2つの矢印タイプの特徴が出るのではなく、その人が置かれた状況に合う方の矢印タイプの特徴が出ると解釈して下さい。

そして「特徴を帯びる」というのは、基本のタイプはそのままに、矢印タイプの特性が色濃く交じることを意味します。

例えばタイプ1が矢印のタイプ4に移行した場合、タイプ1的な怒りの要素を自分自身に向けたような憂鬱さを表現したり、型というモノを保ちながらも意外な独創性を見せたりします。

決して本来の基本タイプを忘れてしまうとか、無くなってしまうことはありません。

もし自分の性格タイプを綺麗サッパリ忘れ、他のタイプに完全に生まれ変わることができるのであれば、それはもう何でもアリな催眠や暗示の世界。

そもそも性格分類をする意味もなくなります(苦笑)。

タイプ1はどんな状態になろうとタイプ1らしさを失うことは無いのです。

どちらかといえば移行しやすい方向は決まっている

誰でも2つの矢印方向のタイプの特徴を帯びるものですが、どちらかと言えば進みやすい方向は決まっていたりします。

それが

  1. 変六角形:「1>>4>>2>>8>>5>>7>>1」という1を7で割った数(循環少数)の並び
  2. 正三角形:「9>>6>>3>>9」という三角形の反時計回り

になります。

1÷7=0.142857142857142857142857142857・・・

面白いことに、1を7で割ると小数点以下が「142857」という6つの数字の並びを延々と繰り返すことになります。

こういう数字の並びのことを数学用語(?)では「循環小数」と呼びます。

シンボル図の変六角形を形作る6つのタイプにおいては、この循環少数の並びが移行しやすい矢印方向を表しています。

例えばタイプ1であればタイプ4が進みやすい方向であり、タイプ2であればタイプ8が進みやすい方向になります。

yajirusi-6

次に正三角形については反時計回りである「9639」という順番が進みやすい矢印方向になります。

タイプ3であればタイプ9が進みやすい方向であり、タイプ6であればタイプ3が進みやすい方向です。

yajirusi-3

こちらの根拠については、実は手持ちの書籍・資料にはハッキリ書かれておらず、「正三角形も循環小数になっているから」と主張している書籍があるだけです。

1÷3=0.33333333333333333333333・・・

正三角形のタイプ369は3の倍数だから、1を3で割った数と関係があるんだそうです。

ここでいう1とはシンボル図の「円」を示しており、「1=円」を「7=変六角形」で割った数には不思議と3の倍数369が含まれていない為、確かに関係がありそうな気はします。

でも「963」という並びの根拠にはなっていません。

なので、もしその根拠が気になるなら、アレコレ類推するしかないのが現状です。私もとりあえず仮説はあるのですが、それは考察のどこかでお伝えしようと思っています。

ちなみに進みやすい矢印方向のことを「矢印正方向」、その逆のことを「矢印逆方向」と呼び表します。

  • 矢印正方向(比較的進みやすい方向)
    • 変六角形=1>>4>>2>>8>>5>>7>>1(1÷7の並び)
    • 正三角形=9>>6>>3>>9(反時計回り)
  • 矢印逆方向(比較的進みにくい方向)
    • 変六角形=1>>7>>5>>8>>2>>4>>1(1÷7の逆)
    • 正三角形=9>>3>>6>>9 (時計回り)

yajirusi-itiran

丸暗記しなければならないのでめんどくさい部分ではあります。

ただこれを覚えてしまわないとどうにもならないので頑張って覚えてくださいね。

尚、矢印の順番を覚えるための簡単な動画を作りましたので参考にしてください。

ノイズが酷いので、マイク調整後に撮り直したいと思っています。


以上が「矢印における最も一般的な考え方」になります。

ほんとはもう少し付け足したかったのですが、文字数のこともある為、ここまでにしておきます。

最後に一点、大事なことなので繰り返しますが、どんな人であれ、どちらの矢印方向にも進むということです。

例えば、簡単な自分史を作ると、大抵両方向の矢印タイプ的なエピソードが幾つか出てくるハズです。

次回はエニアグラムの祖と言われるグルジェフ氏やオスカーイチャーゾ氏の考え方について簡単に触れたいと思います。

それではまた。

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