リバースエニアグラム

性格とは・・・

前回はエニアグラムを学ぶメリットとステップについて お伝えしました。

ぶっちゃけ、「光と闇」と言われても、 「何がなんだか」「何を大げさな」って感じでしょうが、 確かに分かんないですよね。
 

もちろん全ての人が 「性格を受け入れる、入れない」で悩むわけではありません。
 

実際に悩む人は少数派でしょう。
 

なのでこの「光と闇」については 現時点では気にする必要はありません。
 

「そういえば篠田という奴があんなこと言ってたな」 そんなレベルで十分です。
 

ただ、ちゃんとステップを踏めばリターンはある、 という認識だけはしておいてくださいね。
 

さてシンプルエニアグラム。
 

次にお伝えするネタはズバリ「性格」についてです。
 

普段、何気なく使っている「性格」という言葉。
 

あまりにも身近すぎて、 ちゃんと考えたことって多分無いですよね?

でもエニアグラムが「性格分類法」である以上、 「性格とは一体何か?」についての考察を 避けて通ることはできません。
 

なので今回から数回に分けて、 「性格」について考察してみたいと思います。
 

それではシンプルにいきましょう。
 

性格とは・・・

最初に結論。
 

性格とは「違い」です。
 

いろんな言い方や見方があるのですが、 全てこの「違い」という言葉に集約されます。
 

ではどうして人間には「違い」が必要なのでしょうか?

それは厳しい種族間競争を生き抜き、種族が進化し続ける為です。
 

その為に「違い」が必要になり「性格」が生まれたのです。
 

違いが生まれた3つの理由

違いが生まれた理由は次の3つが考えられます。
 

  1. 防衛(異種族間)
  2. 競争(同種間)
  3. 調和(社会性)

以下早速説明。
 

防衛(異種族間)

人間の根源的な欲求は二つあります。
 
それは「不快を避けて快を得る」です。
 

不快とは言わば「死の危険性」に直面すること。
 

そして1番大きな死の危険性とは 他の種族から獲物として狙われることです。
 

現代人には想像することが難しいのですが、 我々人間の祖先達は捕食者でもありましたが、 被食者、つまり肉食獣に食われる側でもあったのです。
 

このことと性格がどう関係あるかというと、 身の守り型に違いが生まれたのです。
 

ある者は果敢に戦い、 ある者は逃げるのが上手くて、 又ある者は敵との遭遇を避ける。
 

このように、 外敵からどのようにして身を守るか?というのは、 長い人類の歴史の中でとても重要なことでした。
 

そして防衛の方法、つまり「防衛の型」が多ければ、 多種多様な外敵から身を守ることができ、 環境の変化にも対応しやすくなります。
 

種族が生き残る可能性がそれだけ高くなるんですね。
 

つまり「違い」とは 人間が厳しい種族間競争の中で編みだした、 「生き抜く力」だと言えます。
 

競争(同種間)

外敵から逃げたり戦ったりするだけでは、 人間は生きて行くことはできません。
 

生き抜いて子孫を残す為には 3つの生理欲求「食欲、睡眠欲、性欲」を 満たす必要があるからです。
 

先ほどの「不快を避け快を得る」の 「快を得る」部分ですね。
 

生活圏が同じ以上、 「餌、安全な寝床、繁殖相手」は限られた資源です。
 

ですからこれらをめぐって、 同じ種族間の競争が繰り広げられるのです。
 

ここからが面白いのですが、 自分が望むモノを手に入れるために、 ただ「強ければいい」わけではありません。
 

「防衛の型」がいくつか生まれたように、 「望むモノを得る手法」もいくつか生まれたのです。
 

力押しで派手に獲得していく者。
 

普段は快適な巣穴に閉じこもって、 目立たないようにコツコツ餌を貯めこむ者。
 

実力者を見定めて奉仕することで、 他者から与えてもらう者。
 

本来競争とは他者を打ち負かし、 負けた者は「淘汰」される、 そんなイメージがあります。
 

他の種族であれば、この「淘汰」こそが 「種族」を強くしています。
 

でも我らが人類は、 望むモノを手に入れる別の手法=違いを編み出すことで、 種族を弱くすることなく、競争を回避したり、 うまく活用したりしているのです。
 

言い換えればこれは「同種族間における棲み分け」であり、 これまた「生き抜く力」をあらわしているのです。
 

調和(社会性)

さて。
 
すでにお腹いっぱいな感じですが、 もうひとつだけお付き合いを。
 

ヒトという種族が「人間」である理由。
 

それは群れ=社会を作る種族だということです。
 

実際、群れるのって、大変なことだと思うんですよ。
 

いろんな利害が絡むし、上述のように、 いろんな「型」や「手法」を体現する濃いキャラが そろっているわけですから。
 

でも、人は一人では生き抜くことができない。
 

体のつくりが弱すぎるんです。
 

二足歩行により、急所が狙いやすく、 柔らかい皮膚を守る体毛も甲羅もない。
 

武器になる鋭い牙も爪もない。
 

素早く走ることもできなければ、 腕力だって他の霊長類に比べれば非力。
 

そんな人間が生き抜く為には 群れるのが最適だったんですね。
 

そして「群れる+型や手法を編み出す柔軟性」が組み合わさることで、 人はより上位の「違い」を生み出しました。
 

これが群れ=組織における自分の「役割」や「持ち味」です。
 

個々の「役割」や「持ち味」を活かすことで、 人はより高度で巨大な組織=社会を作りあげることができたのです。
 

これは別の言葉で言い換えると「調和」です。
 

「違い」という「性格」はまさしく「調和」の為にあるんですね。
 

今回はここまで。
 

今回お伝えしたのは・・・

  • 性格とは「違い」であり、人が「生き抜く為の力」である
  • 違いが生まれた理由は次の3つ
    1. 防衛(異種族間)=防衛の型
    2. 競争(同種間)=望むモノを手に入れる手法
    3. 調和(社会性)=役割、持ち味

でした。
 

実はこの部分、私はとっても好きなんです。
 

生命や進化の神秘を感じる部分ですし、 「人も生物である」という当たり前の事実が、 忘れかけていた何かを思い出させてくれるからです。
 

ただ、この部分は熱く語りはじめるとなかなか止まりません。
 
なので、この程度にしておきますね(笑)。
 

それではまた。
 

次のページ「性格はどのようにしてできあがるの?」に進む
章のトップ「エニアグラムにおける性格とは?」に戻る
シンプルエニアグラムトップに戻る

(最終更新:2013/01/19)
Return Top