リバースエニアグラム

タイプを受け入れることが難しい

前回お伝えしたのは・・・

  • エニアグラムは現時点で1番精度が高い性格分類法であるが科学的には証明できない
  • 信ぴょう性は評判やクチコミ、権威性に頼る他ない
  • 精度が高い理由は二つ
    • 古今東西の精神文化の融合体である
    • 心理学や精神医学の見地で検証されてきた

でした。
 

主観っちゃあ主観ですが実際やってみないと分かんないのは
なんでも同じだってことで。
 

さて。3回に渡って
エニアグラムの特徴と他の性格分類法との違い
をざっくり紹介してきました。

1.性格の名前を数字で呼ぶ
2.シンボル図が「タイプは揺れ動く」というエッセンスを表している
3.タイプを導き出すことが1番難しい
4.恐らく現時点で1番精度が高い分類法である
5.タイプを受け入れることが難しい

今回は最後の「タイプを受け入れることが難しい」について説明します。
 

それではシンプルにいってみましよう。

タイプを受け入れることが難しい

最初に結論。
 

ようするに言い訳できないってことなんです。
 

エニアグラムは精度が高いので
ほとんど自分のことを言い当ててしまう。
 

あたりさわりの無い「タイプの特徴」から、
まるで耳を疑うような「タイプの光と闇」まで
言い当ててしまうのです。
 

でも前回お伝えしたとおり、性格タイプは自分が決めるものです。
 

だから、「光と闇」を受け入れられないと
自分が納得して決定したタイプを否定する、
そんな自己矛盾に陥っちゃうんですね。
 

なので自分の考えを一貫させる為には本当の自分の姿を認めざるを得ない。
 

これが言い訳できないという意味です。
 

そして本当の自分を認める時。
 

程度の差こそあれ、それは苦痛を伴うものなんですね。

性格タイプの闇とは?

タイプの闇とは俗に言う「短所」を超えた、
もっと根源的な醜さ、負の一面を指します。
 

エニアグラムにおいてはこれを
「囚われ(パッション)」と呼び表します。
 

人は自分のやっていることがうまくいかなくなったり、
ストレスがなかなか解消されないでいると、
自分の性格の特徴をどんどん強めることで、
解決を図ろうとします。
 

でも悲しいかな、
うまくいっていないときに自分のキャラを強調することは
大抵は事態を悪化させることになってしまう。
 

あなたも一度や二度はこんな経験をしてきたはずです。
 

俗に言う「悪循環」って奴ですね。
 

自分のキャラを出しすぎることで自分を客観的に見ることができない。
 

「こんなに頑張っているのに、いったい私のどこが悪いというのか?」
 

そしてドンドン悪循環にハマっていく。
 

エニアグラムではそんな悪循環のハマり方さえ、
タイプの「囚われ」としてパターン化されているのです。

性格タイプの光とは?

闇の部分は理解しやすかったと思います。
誰にでも悪循環にハマった経験があるでしょうから。
 

でも光の面も受け入れることが難しいとは一体どういう意味なのでしょうか?
 

上述の悪循環とは「自分のキャラを出しすぎる」ことが原因でした。
なので今度は「自分のキャラが全く出せていない」ことを考えてみてください。
 

言い方を変えると
「自分が本来持っている持ち味が全く活かせていない」
そんな状態です。
 

要するに自分に対する自信が全く無いときですね。
 

そんなときに、いくら
「あなたには本来こんな素晴らしい能力が備わっている」
「あなたの中に眠る力に気付きなさい」
と言われても、 スンナリ受け入れることはやっぱり難しいワケです。
 

エニアグラムでは単なる「長所」を超えた、
各性格タイプが本来持つ素晴らしい資質や豊かさを
「高み」とか「美質」と言い表します。
 

そんなものまでパターン化されているんですね。
 

にわかに信じづらい部分ではありますが、
実際に性格タイプの「高み」を体現しているような人と出会うと、
「なんだこの人!すげぇ!!」
と光の部分を信じざるを得なくなります。
 

「人間って素晴らしい」と感じる瞬間ですね。

覚えておいて欲しいこと

「囚われ」にしろ「高み」にしろ、
そのどちらも自分の性格タイプを彩る特徴の一面です。
 

そして「囚われ」は決して悪いことだけではなく、
「高み」も決して良いことだけではありません。
 

いずれ、ちゃんと説明しますが、
実は「囚われているとき」は自分の本当の欲求に気付けるチャンスであり、
「高みに近づいているとき」は
持ち味やパワフルさが削がれる危うさと隣り合わせなのです。
 

光と闇は表裏一体。
絶対的な善も無ければ、絶対的な悪も無いのです。
 

今回はここまで。
 

今回お伝えしたのは・・・

  • 性格タイプは自分で決めた以上、自分が持つ「光と闇」の一面を認めざるを得ない
  • 闇とは根源的な醜さや負の一面を指し、エニアグラムでは「囚われ」と称する
  • 光とは本来持っている素晴らしい資質や豊かさを指し、エニアグラムでは「高み」や「美質」と称する
  • 光と闇は表裏一体なので、「囚われ」にもメリットが、「高み」にもデメリットがある

でした。
 

結局今回もアメとムチのムチでしたね(苦笑)。
 

さて、これで
「エニアグラムの特徴と他の性格分類法との違い」
についての説明が終わりました。

1.性格の名前を数字で呼ぶ
2.シンボル図が「タイプは揺れ動く」というエッセンスを表している
3.タイプを導き出すことが1番難しい
4.恐らく現時点で1番精度が高い分類法である
5.タイプを受け入れることが難しい

次回はようやくアメとムチのアメの部分です(笑)。
 

それではまた。
 
 

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