リバースエニアグラム

各エニアグラム性格タイプの呼び名と主な特徴群

さて、このシンプルエニアグラム。
 

前回までに、 「エニアグラム概要」と「性格とは?」について いろいろお伝えしてきました。
 

ここまでは手始めというか、
主にマインドセット(心構え)について語ってきたのですが、
今回からようやくエニアグラムの各論に入っていきます。
 

それではシンプルにいきましょう。
 

何故タイプを数字で呼ぶのか?

以前の記事でお伝えしたとおり、
エニアグラムでは「タイプ1、タイプ2」のように
分類した性格の名前を数字で呼び表します。
 

その理由をお伝えしていなかったのでまずそこからお話しますね。
 

その理由についてですが、それは
「数字は中立だから」とされています。
 

一つのタイプを基本タイプ(ホームベース)として、
少なくとも4つのタイプ間を揺れ動くのがエニアグラムの真骨頂です。
 

数字には、数(かず)としての意味しかありませんから、
分類を識別する為の「呼び名」としては最適なんです。
 

どういうことか説明しますね。
 

例えばタイプ1の呼び名の一つに「完全主義者」があります。
 

タイプ1は精神的に安定してくると、
タイプ7の方向に動きます。
 
(後に詳しく説明します)
 

そしてタイプ7の呼び名の一つが「楽天家」です。
 

もし数字が使えない場合、 精神的に安定しているタイプ1を表すと、
楽天的な完全主義者」という
なんだか不思議な表現になってしまうのです。
 

なのでこの場合は、
基本はタイプ1だけど、安定しているので今はタイプ7が強く出ている
という表現にしたほうが、イメージしやすくなるんですね。
 

ただ、その反面、シンボル図上のタイプの位置関係と矢印の線を
頭に入れておく必要はあります。
 
$シンプルエニアグラム-エニアグラムシンボル図

ただ現実問題として。
 

分類名に数字を使うことは
「タイプ間の揺れ動き」を表すのにはもってこいですが、
各タイプの特徴を伝えることは全くできません。
 

だからエニアグラムを学ぶ手始めとして、
各タイプの代表的な特徴=呼び名を真っ先に覚える必要があります。
 

いや、最初くらいは
「タイプ〇〇って一言で言うと〇〇〇〇な人だよね」
簡単に覚えたいじゃないですか(笑)。
 

それが今回の本題になります。

各タイプの呼び名と主な特徴群

さて。ようやく本題。
 

各タイプの代表的な特徴、つまり呼び名は
エニアグラムの各会派(というよりも教える人)によって
実はバラバラなのが実情です。
 

今回の調査で分かったことですが、
同じ著者でも冊数を重ねるごとに、
少しずつ表現を変化させているんですね。
 

もちろん、各タイプの代表的な特徴ですから、
どの会派、どの指導者も一つに選び出す為に
物凄く力が入っているハズ。
 

どの呼び名を選んでも間違いはないのでしょう。
 

違いは「それぞれの指導者が考える優先順位(主観)の差」
でしかありません。
 

でもね。
 

本当にみんなバラバラなんですよ(苦笑)。
 

いつもなら、内心、
「どいつもこいつもバラバラな事言いやがって・・・
俺は頭が悪いんだよ」
と悪態をつくところですが、ここは発想の転換。
 

「せっかく、各エニアグラム会派が膨大な研究や検証の結果、
一番重要な各タイプの特徴を選び出したのなら、
それらをまとめれば、
一番確実な『主な特徴群』になるじゃん!」
 

話は前後するのですが、

通常、エニアグラム本の各タイプの説明部分は、

タイプ〇〇 ・『代表的特徴=呼び名』 ・『主な特徴群』 ・『詳細な特徴群』

というように、著者が重要だと考える特徴の順番になっています。
 

なので今回は、各エニアグラム書籍の『代表的特長=呼び名』を
まとめることで『主な特徴群』も一度に押さえてしまおう

という少々乱暴な試みです。

以下、調査の結果をまとめてみました。

タイプ1
完全主義者、完璧主義者、理想家、改革者、公正な人
タイプ2
献身家、奉仕家、助ける人、尽くす人、愛し愛されたい人
タイプ3
成功主義者、成果主義者、達成者、モチベーター(動機付ける人)、演技者(パフォーマー)
タイプ4
特別な存在であろうとする人、独創的であろうとする人、人と違っていたい人、自分主義者、芸術家
タイプ5
知識を得る人、観察者、傍観者、研究者、分析者
タイプ6
慎重な人、心配性、忠臣、疑念者、堅実家
タイプ7
楽天家、冒険家、熱中する人、楽しみを求める人、プランナー(計画する人)
タイプ8
統率者、支配者、挑戦者、強さを求める人、不正と戦う人
タイプ9
平和を好む人、調和を好む人、平穏を望む人、調停者、忍耐強い人

いかがでしょうか?
 

今回確認したエニアグラム書籍は25冊。
 

その中で数多く書かれている呼び名を
上から5つずつピックアップしました。
 

ランク外であっても、
私が秀逸だと感じた呼び名を2、3含めていますが
問題は無いはずです。
 

今回はここまで。
 

おさらいはしませんので、
次回まで上の特徴群を良く眺めておいてください。
 

次回からは、ちゃんと上記特徴を含めて
各タイプの解説をしていくのでご安心を。
 

解説するタイプの順番はちょっとヒネリを入れるかもしれません。
 

それではまた。
 
 

次のページ第1回「タイプ3を知る、たった一つの大事なこと。」に進む
前のページ「他者の性格を変えることは可能か?」に戻る
章のトップ「各エニアグラム性格タイプの考察」に戻る
シンプルエニアグラムトップに戻る
 


 

コメント
 

1 ■おはようございます
それぞれのタイプを一言で・・・というところで、
各タイプはハッキリとは自覚してないですよね>特徴
自覚があっても、プラスの意味を持つ表現のみだったり。
効率主義と言われて気に障るT3はいないでしょうし、完璧主義と言われて怒るT1もいないでしょう。
何か問題があって初めてマイナス部分の自分自身に気づくというのは
篠田さんがいつも書かれている通りですね。
これ、プラス→マイナスのように特徴に段階つけてみるとどうでしょうね?
whitebellsweet 2011-03-31 08:59:52
 

2 ■Re:おはようございます
>whitebellsweetさん
おはようございます。
いつもコメント有難うございます。
 

そうですね。もともとオスカーイチャーゾが最初に付けた分類名がマイナス(ネガティブ)面なので、その反動でプラス面、もしくはフラットだけどプラス寄りな呼び名が多いと感じています。
まぁ、どちらにしてもこういった呼び名に使う特徴ですら、自分一人では中々気付けないわけでして・・・。
「プラス→マイナス」については、覚えるボリューム削減の観点からも「対比、連想」できるようにしたいと思っています。
篠田工治 2011-03-31 09:40:46

Return Top